ベーコンは家で作ろう、特別な設備も器具も不要-専門家のレシピ

  • 豚ばら肉が値上がり-季節商品から1年中人気のメニューに
  • 全米の主なレストランチェーンではベーコンのメニューが欠かせない

ベーコンは今まで季節商品だった。バーベキューが楽しめる夏によく売れ、冬は販売が落ち込むのが一般的だが、それが変わりつつある。ブルームバーグは2017年7月、豚ばら肉が同年1-6月(上期)に80%値上がりし、ベーコン価格も高水準にあると報じた。その理由は単純だ。季節にかかわらず、需要が続いているためだ。

キャンプ場でのバーベキュー

  全米トップ500のレストランチェーンの約8割では、ベーコンを使ったメニューを少なくとも1品提供している。ベーコンの焼き方にこだわり、「ベーコン批評家」なるものも登場させたウェブサイトもある。植物から作ったベーコンもどきさえも称賛されており、その人気が高まるにつれ、資産家ビル・ゲイツ氏が支援するビヨンド・ミートなどの企業は熱い視線を集める。だが手作りのベーコンも忘れてはならない。材料は全てスーパーマーケットで手に入り、特別の設備や器具も不要で手軽に作れる。ベーコンの「専門家」にレシピを聞いた。

ベーコンを使った朝食

撮影:Kate Krader / Bloomberg

  カリフォル二ア州ナパにある夫のブドウ園「ロバート・シンスキー」 で料理ディレクターをしているマリア・シンスキー氏は自身の料理本のために、家庭での簡単なベーコンの作り方を考案。

  1990年代にサンフランシスコの「プランプ・ジャック・カフェ」で料理を担当していた際、フード・アンド・ワインで「ベスト・ニュー・シェフ」の1人に選ばれたこともある彼女は、「自分自身のベーコンを作ることで扱いが難しい食品を十分にコントロールすることができる。良質なポークを手に入れて、あたな好みに味付けし、自分だけのベーコンを作ってみましょう」と話す。

  作り方はシンプルだ。豚ばら肉にきちんと計測した調味料ミックスをすり込めば、「3日後、ベーコンに目覚めることになる」という。  

ベーコンとアボカド、トマトのサンドイッチ

撮影:Kate Krader / Bloomberg

   
  シンスキー氏の著作「ウィリアムズソノマ家の食事:キッチンで伝統を生み出す(仮題)」からのレシピは以下の通り。  

ベーコン約2ポンド(約900グラム):

コーシャーソルト(1/2カップ)
ブラウンシュガー(1/4カップ)
スイートピメントン(小さじ1杯、お好みで)
豚ばら肉(皮なし、約2.5ポンド、厚さは約1.5インチ=約3.8センチ)
粗びき黒こしょう(お好みで)

ベーコン作りに目覚めること請け合い

撮影:Kate Krader / Bloomberg

  混ぜ合わせた調味料の4分の3を肉側に、残りの4分の1を脂肪側をすり込む。側面にも忘れずにすり込む。黒こしょうを使う場合は、塩と砂糖のミックスをすり込む前に、脂肪側に軽くたたき込む。ジップロックに入れ、空気を抜き、冷蔵庫に3日間寝かせる。毎日、ひっくり返す必要もある。

フォトグラファー:Kate Krader / Bloomberg

  ジップロックから取り出したら冷水で簡単にベーコンを洗い、ペーパータオルで軽く乾かす。冷やしながら2時間ほど乾燥させ、好みの厚さにスライスすれば完成だ。

原題:It Sounds Impossible, but Here’s How to Make Bacon Even Better(抜粋)

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