Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

【NY外為】ドル指数が下げ縮小、円は5カ月ぶり高値維持できず

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13日のニューヨーク外国為替市場では、ドルがユーロと円に対し続落。ドル指数は、朝方に強かったリスク警戒感が和らいだことで、下げ幅を縮小した。円は主要10通貨の大半に対して上昇を維持した。

  円はドルに対し底堅く推移した。ただ、米国株が寄り付きの下げを埋め、その後も値を保ったことから、円は5カ月ぶり高値を維持できなかった。ドルは主要通貨の大半に対して下げたが、ドル指数は一時の0.5%安から下げ幅を縮めた。外為取引の出来高は意外なほど低調だったとトレーダーらは指摘した。

  ニューヨーク時間午後4時30分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.4%低下。ユーロは対ドルで0.5%上げて1ユーロ=1.2354ドル。ドルは対円で0.8%安の1ドル=107円82銭。

  

  現在のドル低迷は、トランプ米大統領が前日公表した予算教書に赤字財政支出が盛り込まれたことを受けた米国見通し懸念の再燃を反映している可能性がある。TDのマーク・マコーミック氏は顧客向けリポートで「双子の赤字の再来はドルを震撼(しんかん)させるはずだ」と指摘した。

  ポジション調整以外には季節要因も円を支えている可能性があると、トレーダーらは指摘した。米国債のクーポン償還は2月と8月にピークに達する傾向があり、会計年度末を控えての日本企業のレパトリエーションが円需要を高めている可能性がある。

欧州時間の取引

  円が主要10通貨の全てに対し上昇。対ドルでは一時1.1%高の107円43銭まで買われた。日本株が早い時間の上げから下げに転じたことなどで、円の上昇に弾みが付いた。

原題:Dollar Pares Drop, Yen Stalls at 5-Month High as Jitters Abate(抜粋)
Yen Climbs to Five-Month High as Nikkei Tumbles, Stops Triggered(抜粋)

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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