3月までに株売りの第2ラウンド、今は相場の底入れ待つ-ナエイミ氏

  • 予想する新たな株価下落に備え、現金を積み上げた
  • 次回下げた場面で買いへ、一部シクリカルにはポジション戻し始める

もし株式市場に資金を戻すことを考えているのなら、もうしばらく待った方がいいかもしれない。

  これはAMPキャピタル・インベスターズのネーダー・ナエイミ氏からのメッセージだ。同氏は3月までに予想する新たな株価下落に備え、現金を積み上げた状態を維持している。同社で約1200億ドル(約13兆円)の運用を率いるナエイミ氏によると、急激に下げた後の株式相場は新たな持続的な売りが出てくる前に短期的に回復する傾向がある。運用資産の約30%を昨年現金に変換した同氏は、株式市場に戻る前に相場下落の第2ラウンドを待っている。

  ナエイミ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「2回目に下げた場面で買う計画だ。一般的には積極的な買い手に戻る前に相場の底入れを待つのがベストだ」と述べた。

  依然として株式市場に慎重な姿勢のナエイミ氏だが、エネルギーや金融、日本株など一部のシクリカルのポジションに戻り始めている。同氏はまた、株価が急落しボラティリティーが上昇した局面で新興国市場の株式や通貨の耐久力を評価。「これは素晴らしい兆候だ。新興国株の買いに今回の下げを利用してしている」と述べた。  

原題:A $120 Billion Manager Expects Another Equity Selloff by March(抜粋)

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