マコネル共和上院院内総務:大統領の枠組みに沿った移民法案を支持

  • 民主党は「ドリーマー」保護と国境警備強化に絞った法案を目指す
  • 共和党は家族の移民申請スポンサー資格の制限を図っている

マコネル米共和党上院院内総務は12日、トランプ大統領が示した枠組みに沿った移民法案を支持する意向を示した。長引くことが予想される移民法案を巡る議論の口火を切った。

  マコネル氏が支持を表明したのはグラスリー、コーニン両共和党上院議員らが共同提出した法案で、幼少期に親に連れられ米国に入国した不法移民の若者「ドリーマー」最大180万人に市民権を得る道を開くほか、メキシコ国境の壁を含む国境警備に250億ドル(約2兆7200億円)を充てる内容。さらに、米国市民が親兄弟や成人ないし既婚の子供の永住権(グリーンカード)の申請スポンサーになることを認めないとするトランプ大統領の計画にも沿っている。ただし、この永住権の条項については、合法的な移民の大幅減少と家族の離散につながるとして民主党が反対している。

  この移民問題の行方は11月の中間選挙に影響を及ぼす見込み。上下両院で複数の法案が提出されており、両院が単一法案で一致でき、トランプ大統領の署名を得られるかどうかは依然不透明だ。

  シューマー民主党上院院内総務は、そのような合意がまとまるのは極めて難しいと指摘。民主党議員らに対し、ドリーマーの保護と国境警備拡充に絞った法案に絞るよう促した。シューマー氏はまた、家族の移民申請スポンサー資格を制限し、移民多様化ビザ抽選制度の廃止も目指せば、新たな停滞を招くことになる可能性が高いとし、範囲を広げ過ぎることが最も危険だと述べた。

原題:McConnell Opens Immigration Debate Backing Trump’s Framework (2)(抜粋)

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