Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株は「今が買い」-波乱を言い当てたモルガンSのストラテジスト

  • 3%未満の米10年債利回り踏まえると「安過ぎる水準」
  • 17年のような低ボラティリティーへの回帰は予想せず
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米株式市場のボラティリティーが2018年に高まるとの予想が的中したモルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は、打撃の大半は既に生じたとして、株式を買う時が来たと指摘している。

マイケル・ウィルソン氏

写真家:Christopher Goodney / Bloomberg

  チーフ米国株ストラテジストを務めるウィルソン氏は、株式市場を先週襲った「ボラティリティー・ショック」でバリュエーション(株価評価)は投資妙味のある水準に低下したと指摘。S&P500種株価指数が向こう1年の利益見通しを基にした予想株価収益率(PER)16倍で取引されている状況について、米10年債利回りが依然として3%未満であることを考慮すれば「安過ぎる水準だと考える」と12日付のリポートに記した。

  ウィルソン氏は1週間前には「この押し目で買いを急ぐべきではない」と述べていたが、先週S&P500種が1月26日の高値から10%下落する調整局面に入ったのを受け、見方を変えた。同氏は「今回の調整については、価格への打撃の大部分は終わりだ」との考えを示した一方、2017年を特徴付けた極めて落ち着いた低ボラティリティーの状況に戻ることは予想していない。

  今年末時点のS&P500種についてウィルソン氏は、現行水準を5%上回る2750と見込んでいる。

原題:Morgan Stanley Strategist Who Predicted Volatility Says Buy Now(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE