Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

米10年債利回りは3.5%に達する、半年内に-ゴールドマン

更新日時
  • 米金融当局は今年4回利上げを実施する見込み-モフィット氏
  • 当局が保有を減らすことによっても米国債利回りは上昇へ

10年物米国債の利回りは今後半年の間に3.5%に達すると、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが予想した。米国の利上げペース加速を市場が織り込むとみている。

  ゴールドマン・アセットのアジア太平洋地域債券責任者のフィリップ・モフィット氏は、米金融当局が今年4回利上げを実施すると見込む。市場は総じて3回を予想している。連邦準備制度が量的緩和(QE)を通じて購入した米国債の保有を減らしていくことによっても利回りが上昇するだろうと同氏は指摘した。

  今年と来年にQEによる保有が減らされる中で「利回りに上昇圧力がかかる。3.5%はひどく大胆な予想ではないと思う」と同氏はインタビューで述べた。

  ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の中央値では米10年債利回りが9月末までに2.95%に上昇すると見込まれている。予想によれば、3.5%に達するのは2020年4-6月期の見込み。

  一方、モフィット氏は今後2四半期中に3-3.5%になると予想し、「利回り上昇の恩恵を受けられるように米国債を空売りする」と語った。

  また、AMPキャピタル・インベスターズのネーダー・ナエイミ氏は財政赤字拡大に対応するための国債増発も米国債売りの根拠の1つとして挙げた。

原題:Treasury Yields Will Rise to 3.5% on Fed, Goldman Asset Says (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE