クレディSのボラティリティ連動ファンドは氷山の一角-RPM

  • 低ボラティリティーは持続不可能、伸びきった輪ゴムが切れる兆候
  • さまざまな資産の価格が「低コスト資金」によって膨らまされている

ヘッジファンドに投資するRPMリスク・アンド・ポートフォリオ・マネジメントのエボルビング・CTAファンドは1月末に、ポートフォリオのリスクを減らした。同社の指標が一斉売りを示唆したためだ。

  実際に売り浴びせが起こり、世界の株価指数は年初来2%余りの下落となった。ボラティリティーの急上昇が市場を揺るがせ、クレディ・スイス・グループはボラティリティー指数に逆連動する投資商品の一つを清算するに至った。

  RPMの投資管理責任者、ペール・イバルソン氏は「インバーティッドVIX商品は氷山の一角にすぎない」と話す。同氏は先週、ストックホルムから電話インタビューに応じ、「低ボラティリティーは持続不可能だ。判断するには時期尚早だが、これは伸びきった輪ゴムが切れようとしている兆候かもしれない」と述べた。

  不安なのは、株式や不動産などさまざまな資産の価格が、成長期待が低いにもかかわらず「低コストの資金」によって膨らまされていることだと同氏は指摘。高いバリュエーションの健全な基盤にはなり得ないと指摘した。

  同氏によると、RPM社内の指標である「コーディネーティッド・マーケットセルオフ」は「極端な水準」にあった。「下がってきているがまだ高水準」だという。

原題:XIV Is Just the Tip of the Iceberg for This Hedge Fund Investor(抜粋)

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