債券弱気の動きは日本国債やクレジット、新興市場に波及へ-ソシエテ

幻を追ってはいけないと、ソシエテ・ジェネラルは利回りを追い求める債券投資家に忠告する。クレジット市場から新興市場、長期国債に至るまで、おとなしいインフレがリスク投資を支える時代は終わったという。

  「金利市場の弱気相場が始まった。クレジット市場も巻き込まれ、いずれは新興市場も同様に圧迫されるはずだ」とのリポートを、ブリジット・リシャールイドゥン氏率いるソシエテのストラテジストらは12日に顧客に配布。「市場ではレジームシフトが起きている。つまり利回りがさらに上昇することを意味する」と説明した。

  リポートはさらに、金利正常化の動きで出遅れている中央銀行に支えられている短期の債券やインフレ連動債、日本国債で「ディフェンシブ」なポジションを取るよう推奨。リスク回避に転じることで当面の利益を犠牲にするとしても、長期的には価値があるだろうと指摘した。

  「債券投資家にとってこれから夏にかけて重要なのは、キャピタルロスを避けることになるだろう」とリポートは分析。「直接利回りを失うとしても、それは受け入れ可能な犠牲だ」と続けた。

ドイツ国債と米国債の利回り推移

出所:ブルームバーグ

原題:Bond Bears to Take Down Credit and Emerging Markets, SocGen Says(抜粋)

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