中国:1月の生産者物価指数、4.3%上昇-3カ月連続で伸び鈍化

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  • 消費者物価指数は1.5%上昇、市場予想通りも前月から伸び鈍る
  • 今年のPPIは比較的安定的に推移する見通し-謝棟銘氏

中国の1月の生産者物価指数(PPI)は3カ月連続で伸びが鈍化した。基準となる前年同月の水準が高かったことが影響した。

  国家統計局が9日発表した1月のPPIは前年同月比4.3%上昇。昨年12月は4.9%上昇だった。1月の伸びはブルームバーグがまとめた市場予想とは一致した。

  1月の消費者物価指数(CPI)は1.5%上昇。市場予想通りだったが、同じく前月から上昇率が鈍った。

  オーバーシー・チャイニーズ銀行の謝棟銘エコノミスト(シンガポール在勤)は「中国の今年のPPIは比較的安定的に推移する見通しだ。経済に引き続き勢いがあり、急速に鈍化することはないだろうし、昨年の水準が高いため大きく加速する可能性も低い」と指摘。「このため、中国のPPIは世界的なリフレの足かせにならず、焦点にもならない見込みだ」と述べた。

  1月のPPIでは鉱業と原材料、工業の上昇率がいずれも鈍化した。

原題:China’s Factory Inflation Eases as Consumer Price Index Softens(抜粋)

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