米AIG:10-12月は赤字膨らむ-加州の山火事関連費用が影響

  • 異常災害損失は7億6200万ドルと一部アナリストの予想を上回る
  • 北米部門の保険引き受けに関連する損失は94%減少

米アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の2017年10-12月(第4四半期)の異常災害損失は、カリフォルニア州の山火事の影響で競合他社よりも膨らみ、一部のアナリストの予想を上回る額となった。また、米税制改革に関係する70億ドル近い費用も利益を圧迫する要因となった。

  同社が8日発表した第4四半期決算では、純損益の赤字が66億6000万ドル(約7250億円、1株当たり7.33ドル)と、前年同期の30億4000万ドル(同2.96ドル)から膨らんだ。ただ、ブライアン・デュパロウ最高経営責任者(CEO)の取り組みが功を奏し、北米部門の保険引き受けに関連する損失は3億1600万ドルと94%減少した。

  AIGの10-12月期の異常災害損失は7億6200万ドルで、このうち5億7200万ドルがカリフォルニア州の山火事関連だった。モルガン・スタンレーのアナリストは山火事に関係する費用を約5億ドル、全体の異常災害損失を6億8000万ドルと予想していた。同四半期の損害保険のコンバインド・レシオ(損害率と事業費率の合計)は113.3。これは、保険金請求と費用を差し引いた後、保険料1ドル当たり13.3セントの損失が出たことを意味する。

原題:AIG’s Duperreault Stung by Catastrophes as He Looks to Expand(抜粋)

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