テンプルトン、米国債安に大きく賭ける-金利上昇への備え積み増し

  • ハッセンスタブ氏、米国債下落見込む取引が旗艦ファンドの中心戦略
  • ファンドの平均デュレーションは過去最短に

フランクリン・テンプルトンで債券投資を率いるマイケル・ハッセンスタブ氏は、少なくとも2016年から米金利上昇を待っていた。今はそのポジションを積み増している。

ハッセンスタブ氏

撮影:Christopher Goodney / Bloomberg

  大胆な賭けに出ることで知られる同氏は規模380億ドル(約4兆1300億円)の旗艦ファンド、グローバル・ボンド・ファンドで利回り上昇に備えるポジションを積み上げている。これによって同ファンドの平均デュレーションは過去最短となった。

  かつてウクライナのドル建て国債の半分を買ったことのあるハッセンスタブ氏は、新興市場債と通貨への投資で知られているが、ここ2年は米国債の下落を見込む取引が中心戦略になっている。新興市場資産への投資も、金利上昇が世界の市場を揺さぶるという予想を反映している。

  同氏は電子メールで質問に答え、新興市場について「比較的利回りが高く、金利上昇を吸収できそうな国を選好してきた」と説明した。債券利回りが6%を超えるメキシコとブラジル、インドネシア、インドを挙げた。

原題:Templeton Enlarges Bet Treasuries Are Doomed by Rising Rates (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE