Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

相次ぐ不祥事でMBA取得者が金融業界を敬遠-NY連銀総裁が警鐘

経営学修士(MBA)取得者は就職先として不祥事の多い業界を敬遠しており、これが金融業界の人材確保の障害となっている。ニューヨーク連銀のダドリー総裁が指摘した。

  ダドリー総裁は、2007-08年の金融危機後に相次いだ銀行スキャンダルの影響で、金融業界の一部で魅力が低下したと述べた。ビジネススクールの学部長らとの会合で得た情報を基に語った。

  同総裁は7日、ニューヨークでのイベントの質疑応答で「今日、この業界はさほど高く評価されてはいない」と指摘。「実際にこうした不祥事を理由に金融業界を志望しない人もいるだろう。これは好循環ではない。ビジネススクール出身者の中で最も倫理を重んじる人々が、この業界には行かないと判断するなら、やらねばならないことはかなり多いだろう」と述べた。

  ダドリー総裁は、銀行業界の企業文化向上でかなりの進展があったが、まだ「満足していない」とし、課題は残っていると語った。

原題:Scandals Have Soured MBAs on Working at Banks, Fed’s Dudley Says(抜粋)

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