北朝鮮、きょう軍事パレード実施へ-平昌五輪後の対立姿勢を示唆か

Photographer: ED JONES/AFP
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北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は8日、首都平壌で軍事パレードを実施する見通しだ。北朝鮮は9日に韓国・平昌で開幕する冬季五輪では融和姿勢を示すが、その後は再び対立が強まる恐れがある。

  金委員長は平昌五輪の開幕に際し妹の金与正氏を派遣する。米ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院の北朝鮮分析サイト「38ノース」による衛星画像分析では、北朝鮮は軍創設記念の軍事パレードに向け多数のミサイルや装甲車などを準備し、1万3000人の兵士を動員したもよう。

  シートン・ホール大学の平和・紛争研究センターのディレクター、チェン・ワン氏は「金委員長は融和姿勢を見せることができるよう五輪にハイレベルの代表団を派遣する一方で、核開発能力などについて北の意欲と決意、力量を誇示する」と指摘した。

  北朝鮮は五輪に関する先月の協議で軍事パレードの計画を発表したが、準備は昨年11月から行われていたことが観察されている。北朝鮮はパレードの開始時刻を明らかにしていない。韓国統一省によると、昨年4月のパレードはソウル時間午前10時(日本時間同じ)、2015年のパレードは午後3時にそれぞれ開始されている。

2017年11月29日に北朝鮮政府が提供した金正恩委員長とICBM「火星15」の画像

出典:韓国中央通信社/ AP通信による韓国のニュースサービス

原題:Kim’s Military Parade Showcases Threat Waiting After Olympics(抜粋)

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