SF連銀総裁:資産価格変動でも経済や利上げペースへの見解変わらず

  • 今年の利上げ、3回と4回のいずれにも傾いていない
  • 「4回の利上げであったとしても極めて緩やかだ」

米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は7日、過去数日間の市場の大幅変動後も米経済を巡る自身の見解や、緩やかな利上げ継続の道筋が望ましいとの考えに変わりはないと述べた。

  ウィリアムズ総裁はハワイで講演後に記者団に対し、「それは市場それ自体ではなく、基本的には、経済がたどるであろう道筋に関して市場がわれわれに何を語っているかという問題だ」と指摘。「現時点では、このところの資産価格に、経済についての私の見解を根本的に変える動きは見られない。経済は非常に底堅い成長の道筋にあると考えられる。実際、市場の反応の幾つかは経済が好調であるとの事実に対応したものだ」との考えを示した。

  総裁は「今年と来年は緩やかな利上げを進めることになるだろう」と述べ、「現段階で、それから特別なシグナルは受けていない」と話した。賃金の伸びが加速しつつあることを示唆する最近の統計を巡っては、自身が既に予想してきたものと「合致」しており、米労働市場は力強いとの見方を裏付けていると語った。

  今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つウィリアムズ総裁はこれまで、年内の利上げ回数を3回ないし4回とするのが自身の基本シナリオだとしてきた。記者団への7日の発言では、3回と4回のいずれにも特に傾いていないことを明らかにした。

  ウィリアムズ総裁は「経済は明らかに緩やかな金利上昇に対処可能だ。経済が減速し過ぎる下振れリスクはそれほど懸念していない。4回の利上げであったとしても極めて緩やかだ」と論じた。

原題:Fed’s Williams Isn’t Changing Views After Asset-Price Gyrations(抜粋)

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