Photographer: Sean Gallup/Getty Images

中国が外交体制強化、国際社会での地位向上図る-米国の弱体化尻目に

  • 共産党が中国外務省の抜本的改革命じたと事情に詳しい関係者
  • 習近平総書記は「一帯一路」構想を通じて海外で影響力行使

中国が外交体制の再構築を進めていることが分かった。

  事情に詳しい関係者4人によると、中国共産党は国際社会での中国の実質的プレゼンス向上を図って外務省の抜本的な改革を命じている。同関係者のうち2人によれば、中国大使館の職員入れ替えを来年までに停止し、大使により直接的な権限を認めることなどが検討されている。メディアに話す権限がないとして匿名を条件に語った。

  習近平共産党総書記(国家主席)は力を隠して時機をうかがうという党の長年の方針から離れ、現代版シルクロード「一帯一路」構想を通じて海外で影響力を行使している。中国の外務省と商務省にコメントを求めるファクスを今週送ったが、返答はなかった。

  これに対して米国務省はスタッフの削減や士気低下を甘受している状況だ。高官の離職が相次ぎ、空席のポストも目立つ。

原題:As U.S. Culls Diplomats, China Is Empowering Its Ambassadors(抜粋)

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