米21世紀フォックス:10-12月利益は予想上回る-ニュース部門好調

  • 地上テレビネットワークは視聴率低下などで振るわず
  • ディズニーへの部門売却後は強い逆風が見込まれる

21世紀フォックスの2017年10-12月(第2四半期)決算では、税制改革による利益などを除いた1株利益がアナリスト予想を上回った。

  ディズニーへの一部資産売却で合意して初めて迎えた四半期決算は良いことずくめではなかった。ケーブルテレビ(CATV)局の「FOXニュース」は加入料金の値上げで堅調な数字を残したが、地上テレビのFOXとネットワーク局は政治関連支出や大学フットボールの経費増、視聴率低下が響き、振るわなかった。

  これらの部門はディズニーへの総額524億ドル(約5兆7200億円)規模の売却計画が完了した後の新生フォックスで、より大きな役割を担うことになる。売却されるのは映画・テレビ制作スタジオ「20世紀フォックス」とCATV局「FX」など。新生フォックスの柱はFOXニュースと地上テレビネットワーク、スポーツ番組となるが、視聴者とスポンサーが新たなエンターテインメントの選択肢として従来の地上テレビネットワークを見限り始めていることから、強い逆風が見込まれる。

  フォックスの7日の発表資料によれば、10-12月期の一部項目を除いた1株利益は42セント。アナリスト予想の平均は38セントだった。これは税制改革による税関連利益13億4000万ドルを除いた数字。
  
  フォックスの7日の株価終値は2%安の36.06ドル。

原題:Fox Tops Estimates, Showing Why Cable News Anchors Its Future(抜粋)

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