米国株、混乱一段落の今は買い時-ゴールドマンが分析

  • 米国株急落、テクニカルやポジションの影響をより受けた可能性
  • インフレ加速や金利上昇で景気敏感セクターに注目

時価総額で1兆ドル(約109兆4000億円)が吹き飛んだ米国株急落の混乱が一段落する中、ゴールドマン・サックス・グループのチーフストラテジスト、デービッド・コスティン氏は、今やるべき唯一のことは買うことだと主張する。

  コスティン氏によると、売りを誘発した要因は一つではないが、企業が自社株買いを控えるブラックアウト期間とタイミングが重なった。この期間は従来から株式リターンが低下するという。税制改革に支えられた企業収益の伸びや強力な経済成長の下、米国株は上昇軌道に戻り得るとコスティン氏は予想。金融を含め景気敏感セクターに注目したほか、労務コストが低い企業を推奨している。

  同氏は6日のリポートで、「株式市場の調整はファンダメンタルズ主導というよりも、テクニカルやポジションの影響を受けたようだ」と指摘。「株式市場の基礎的なドライバーは損なわれておらず、2018年末のS&P500種株価指数予想は2850を再確認する」と記した。
                  

  5日のS&P500種は2011年8月以来の下落率を記録。コスティン氏のチームの調査によると、過去データはS&P500種の調整時期がかなり後ずれしていたことを示唆している。S&P500種が最後に5%の下げを記録してから404営業日が経過しており、これはほぼ90年ぶりの長い間隔だと同氏は述べた。
         
原題:Goldman Says It’s Time to Buy, Look Past Technical Correction(抜粋)

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