Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

テールリスク対応ヘッジファンド、変動性急上昇でリターン2倍に

  • ロングテール・アルファはVIXオプションを購入
  • ファンドはVIXへの投資の一部で利益を得た-バーンサリ氏

米投資会社ロングテール・アルファの創業者、ビニアー・バーンサリ氏は、今週の市場ボラティリティー(変動性)の突然の上昇によって、自身が運用するテールリスク対応ファンドの一部のリターンがプラス100%を超えたことを明らかにした。

  相場下落につながる予想外の事象から投資家を保護するよう設計されたこれらのファンドは、CBOEボラティリティー指数(VIX)に連動するオプションに投資することが多い。過去数年間、投資家が市場ボラティリティーが落ち着いた状態が続くとの予想に基づく投資を増やす中、これらのオプションの価格は次第に割安になっていた。

  バーンサリ氏は6日のインタビューで「市場関係者は高額医療費保険をただ同然で売却していたようなものだ」と指摘し、少なくとも自身の投資の一部について利益を得ていると付け加えた。「これらは極めて急速に変化し得る」と語る。

  同氏は、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のマネジングディレクターとしてカリフォルニア州ニューポートビーチで勤務した後、2016年初めにロングテール・アルファを創業した。

  キャプラ・インベストメント・マネジメント(ロンドン)とユニバーサ・インベストメンツ(マイアミ)もテールリスクをヘッジする戦略を提供しているが、両社ともコメントを控えた。

原題:Tail-Risk Hedge Funds Doubled Their Returns on Volatility Spike(抜粋)

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