米ディズニー:テーマパーク好調で昨年10-12月利益は予想上回る

更新日時
  • 「アバター」題材の新アトラクションで集客、値上げでも
  • ESPNの加入者や広告収入が減少、CATV部門は営業減益

ウォルト・ディズニーが6日発表した昨年10-12月(第1四半期)決算では、テーマパーク部門の好調を追い風に1株利益がアナリスト予想を上回った。

  発表資料によると、1株利益は税制改革に伴うプラス効果を除いたベースで1.89ドルに増加。アナリスト予想平均は1.61ドルだった。売上高は153億5000万ドル(約1兆6800億円)に増えたが、市場予想の154億4000万ドルに届かなかった。

  ディズニーは昨年、フロリダ州オーランドのテーマパークに映画「アバター」を題材にしたアトラクションをオープン。このような新しいアトラクションが、視聴者や広告収入が減少するテレビやESPNといった主要事業の不振に直面するディズニーを支えている。ボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)はこうした課題に対処するため、新たなオンラインサービスを計画するとともに、21世紀フォックスの事業の大半を524億ドルで買収する合意をまとめている。

Thrill Ride

Theme parks were the only Disney business posting higher operating profit

Source: Company reports

  ディズニーの株価は決算発表後の時間外取引で一時3.1%高の109.48ドルを付けた。通常取引終値は1.4%高の106.17ドル。

  テーマパーク部門では、混雑対策の措置を講じチケット料金を値上げした米国で来場者数が増えた。同部門は欧州やクルーズ事業でも伸び、営業利益は21%増の13億5000万ドルに上った。一方、ケーブルテレビ(CATV)部門はスポーツ専門局ESPNの加入者や広告収入の減少などが業績に痛手となり、営業利益は1%減の8億5800万ドル。

  人気SF映画シリーズの最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を昨年12月15日に公開したが、ディズニーの10-12月期決算には一部しか反映されなかった。それに先立って昨年封切りした他の映画作品の興行収入は振るわず、消費者商品部門の10-12月期の減収減益につながった。

原題:Disney Theme Parks Deliver as ‘Star Wars’ Shines Less Bright (1)(抜粋)

(部門別業績などを追加して更新します.)
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