Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

ECBが市場参加者と接触、世界的株安のリスク判断で-関係者

  • 過度には懸念せず、バリュエーション行き過ぎによる調整との見方
  • スパイラル的な下落や債券市場に飛び火する兆しを警戒
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)のスタッフが株価急落で金融の安定にリスクが生じているか判断するため、市場関係者に接触した。ユーロ圏の複数の関係者が明らかにした。

  ECB内部の動きは非公開であることから匿名を条件に語った関係者によると、市場関係者との対話は定期的な意見交換の一環。ECBでは今回の世界的な株安について過度に懸念しておらず、バリュエーションが恐らく行き過ぎていたことによる単なる調整とみているという。

  それでも下げが下げを呼ぶスパイラル的な下落や、株式から債券への飛び火の兆しが現れるか、ECBのスタッフらは注視していると関係者は指摘。今回の株安の引き金を引いたのが利上げペース加速観測を浮上させた堅調な米経済指標であり、市場が金融政策によって支えられていることが裏付けられたのは懸念材料だと、関係者の1人は述べた。

  ECBの広報担当者はコメントを控えた。

原題:ECB Is Said to Be in Touch With Market Participants Amid Rout(抜粋)

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