試される中国の決意-前日アジアで唯一値上がりの上海株、下落の渦に

  • 上海総合指数は5日に0.7%上昇と逆行高で終了
  • 中国証券当局が相場下支えに動いたとの観測が背景だった

米国株の大幅続落で、株式相場の安定維持に向けた中国当局の決意が試されている。

  当局による相場下支えのサインが示されたことを受け、上海総合指数は5日に前週末比0.7%高と、アジア主要市場で唯一値上がりして引けた。しかし市場の弱気度合いは深刻で、6日は前日比2.2%安。香港市場でも中国本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数が一時6.1%下げ、このままいけば2011年以来の大幅下落で取引を終える。

  事情に詳しい関係者によると、中国証券監督管理委員会(証監会)は証券会社に対し、株価が節目の水準を下回った場合、株式を担保にしている投資家にポジションの解消でなく追加の担保を求めるべきだと通達した。15年の株式バブル崩壊以降、中国当局は相場を支えるため市場介入を繰り返してきた。

原題:China’s Willingness to Defend Its Stock Markets Put to Test (1)(抜粋)

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