米金利上昇でも国内社債は利率安定、外債から一時退避も-チャート

米金利が急上昇し、各国で株価が下落する中でも、日本の社債は利回りが比較的安定している。米国債のように急激な金利上昇は社債の上乗せ金利(スプレッド)を拡大させるが、大和証券の大橋俊安チーフクレジットアナリストは、日本では「日銀がイールドカーブコントロールで国債利回りを押さえ込んでいる」ため、基準金利(国債利回り)だけでなく、スプレッドも低位安定していると指摘。日本の社債は比較的安心して投資できる対象だと語った。

  米国債利回りは、過去1年で0.26%拡大し2.65%付近で推移しているが、日本の10年国債は0.08%にとどまっている。

  SMBC日興証券の末沢豪謙金融財政アナリストは、最近の急な米金利上昇や日米の株価急落、ドル・円相場の変動を受けて国内投資家はリスク回避から、海外での債券投資に消極的になる可能性があるとみる。資金の国内回帰が進み、利回りを求めて「一般債の超長期などに資金が向かいやすくなる」との見方を示した。

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