米下院共和党:暫定予算案提出、国防予算盛り込む-上院との対立必至

  • 18年度の国防予算は上院で審議される段階で削除される可能性
  • 新たな暫定予算案は3月23日まで政府機関の資金手当て

米下院共和党は5日夜、3月23日まで政府機関の資金を手当てする暫定予算案を提出した。

  同暫定予算案には2018年度の国防総省歳出予算が盛り込まれた。しかし同案の上院通過は難しく、対立は避けられない見通しだ。 

  それでも議員は再度の政府機関閉鎖を避けたい意向で、一部の上院議員は国防予算条項が下院を通過して上院で審議される段階で削除されるだろうと述べた。

  議員に配布された法案概要によれば、下院案は暫定予算案のほか、国防支出の上限をなくして18年度を6590億ドル(約71兆6000億円)とする内容。またエネルギー省に戦略石油備蓄の売却を認める条項やメディケア(高齢者向け医療保険制度)の修正案なども盛り込まれたが、連邦債務の法定上限引き上げは含まない。債務上限引き上げないし上限の適用を停止する法案は今月中に他の法案に付加される可能性がある。

  ビル・ハイゼンガ下院議員(共和)は、民主党票なしで下院通過に必要な共和党議員218人の支持を確保する唯一の方法が国防予算を盛り込むことだと指摘した。

  しかし共和党議員数人は、この国防予算の上院通過を楽観視していないと述べている。国防予算を除いた暫定予算案が上院で承認された場合、下院は7日か8日に再び採決する可能性が高い。下院で否決されれば、9日午前0時すぎからの政府閉鎖に近づく。

原題:House Republicans Introduce New Stopgap Funding Measure(抜粋)

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