米ダウ工業株30種平均、史上最悪の下げ幅-一時1600ドル近く急落

  • 2営業日連続の大幅安で、1月の上昇分は帳消し
  • 売りの大半がプログラム取引になる典型的リスクオフ-ブランカト氏
NEW YORK, NY - FEBRUARY 05: A trading board on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) shows the closing numbers on February 5, 2018 in New York City. Following Fridays's over 600 point drop, the Dow Jones Industrial Average briefly fell over 1500 points in afternoon trading before closing down at 1,175.21 points. (Photo by Spencer Platt/Getty Images) Photographer: Spencer Platt/Getty Images North America

5日の米株式市場では取引開始のベルが鳴る前から、悪い日になりそうだった。だが、悲観論者でさえ、ダウ工業株30種平均が一時1600ドル近く急落するという肝を冷やす事態には備えていなかった。この日の日中の下げ幅は史上最大を記録した。

  2日にダウ平均が666ドル下落して投資家の信頼感が揺らいでいた中、5日の大幅安を受けて多くの投資家はこの下げの着地点を探っている。2営業日連続の大幅安で、1月の上昇分(5.8%)は帳消しとなった。

  キングスビュー・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ポール・ノルテ氏は、「確かに不安がある」とコメント。「逃げ出すべきか。ここでどうすべきか。人々はクラッシュを恐れている。今年に入っても好調が続いてきただけに、これほどの相場下落を見れば動揺するのは当然だ」と語った。

  ダウ平均はこの日の最大の下げ幅から3分の1を戻し、前週末比1175ドル(4.6%)安で取引を終えた。

  ラーデンブルク・タルマン・アセット・マネジメントのフィリップ・ブランカト最高経営責任者(CEO)は、1月にあまりに急ピッチで上昇した後だけにこのような小さな「山火事は悪いことではない」と述べ、「今日は売りの大部分がテクニカル分析に基づくプログラムトレードとなるような典型的なリスクオフの日だ。根拠なき熱狂は市場から追い出された」と指摘した。

原題:Bad Day Turns Terrifying as Dow Suffers Worst Point Plunge Ever(抜粋)

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