モラー特別検察官、捜査の合法性主張-マナフォート被告の提訴に反論

米大統領選挙にロシアが関与した疑惑を捜査するモラー特別検察官は、トランプ陣営の元選対本部長、ポール・マナフォート被告の起訴は捜査当局の法的権限を逸脱していないと主張、同被告が起こした民事訴訟を却下するよう連邦地裁に反論書を提出した。

  マナフォート被告はトランプ陣営に加わる前に、ウクライナ政府の政治コンサルタントとして働いていた。だが、外国エージェントとしての登録を怠った上、多額の資金をロンダリング(資金洗浄)していたとして、昨年10月27日に特別検察官によって起訴された。

  特別検察官のチームは2日遅くに提出した法廷文書で、「特別検察官の捜査や起訴は完全に法にのっとっている」と説明。「特別検察官に被告を起訴する権限がないと考えるなら、被告は起訴の棄却を求める文書を提出して異議を申し立てることもできる」と反論した。

  マナフォート被告は1月3日に特別検察官らを民事提訴。自らの対する起訴は、ロシア介入疑惑の捜査で「浮上した、あるいは直接浮上する可能性があるあらゆる問題」を追及するという特別検察官の権限を逸脱していると主張している。

原題:Mueller Urges Judge to Toss Manafort Suit Over Laundering Case(抜粋)

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