強気派が消えた世界の株式市場、債券利回り上昇がついに「平静」崩す

  • MSCIアジア太平洋指数、2営業日での下げは16年11月来の大きさ
  • 「何でも売り」センチメントに市場ウオッチャー驚き

米国債に始まり世界の株式市場に広がった一斉売りの中で、押し目買いをしようという投資家はほとんどいない。

  MSCIアジア太平洋指数は5日に一時1.5%下落し、2営業日での下げは2016年11月以来の大きさとなっている。日本や台湾の株式相場が下落、大半のアジア通貨が続落した。欧州株指数先物も下落している。米S&P500種株価指数の先物は下げ幅を縮めロンドン時間午前7時17分(日本時間午後4時17分)現在、0.1%安。

  世界の株式が18年を絶好調で滑り出した後、調整は予想されていた。しかし、何もかも売りというセンチメントは市場ウオッチャーを驚かせた。

  JPモルガン・アセット・マネジメントのグローバル・マルチアセット・ストラテジスト、パトリック・ショーウィッツ氏はリポートで、「最近の債券利回り上昇がついに株式市場の異常なほどの平静を崩した」とし、「投資家は低ボラティリティーの世界で慢心していた」と指摘した。

原題:Bulls Go Missing as Global Equities Buckle From U.S to Japan(抜粋)
Bulls Go Missing as Global Equities Buckle From U.S to Japan (2)

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