「パウエル・プット」はあるのか、投資家は数週間手掛かりない可能性

  • パウエル新FRB議長、向こう数週間は公に話す予定なし
  • 米金融引き締めペースで思考巡らせる十分な時間を投資家に与える

パウエル新議長

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

世界市場で現在見られている相場の下げは、世界経済の持続的成長やインフレ加速見通しを踏まえた米当局の金融引き締めの道筋を巡り、疑念が生じていることが主な要因だ。

  しばらくはこの不透明感を解消するような答えは得られないかもしれない。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル新議長は5日に宣誓就任するが、向こう数週間は公に話す予定がない。連邦公開市場委員会(FOMC)は来年末までの利上げ回数を現状の見通し通り本当に5回にとどめるのかどうか、思考を巡らせる十分な時間を投資家に与える。

  次回のFOMC会合は3月20-21日に開催され、終了後にパウエル議長の記者会見が予定されている。公式スケジュールはまだ発表されていないが、パウエル氏は半期に一度の政策報告であるハンフリー・ホーキンズ法に基づく議会証言を2月下旬に行う予定。

  米金融当局が市場の動揺を政策見通しに織り込み、いわゆる「グリーンスパン・プット」を将来も適用するのかどうかに関して、今のところトレーダーは推測の域から出ることができない可能性がある。

原題:Will There Be a Powell Put? Investors May Not Know for Weeks(抜粋)

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