Photographer: Carla Gottgens/Bloomberg

テスラ蓄電池と太陽光パネルを5万戸以上に設置へ-豪南部州

  • サウスオーストラリア州では太陽光と風力が発電量の約4割占める
  • 発電所一つの追加と同等の効果-ウェザリル州首相
テスラの蓄電池を5万戸以上の住宅に:サウスオーストラリア州
Photographer: Carla Gottgens/Bloomberg

サウスオーストラリア州は、5万戸以上の住宅に太陽光パネルとテスラ製バッテリーを設置する計画だ。世界最大のバーチャルな発電所を形成することが狙いだとしている。

  同州政府の4日の発表によると、設置容量5キロワットの太陽光パネルとテスラの家庭用蓄電池「パワーウォール2」(容量13.5キロワット時)を試験的に公営住宅1100戸に無償提供することから始め、費用は売電収入を通じて賄う。その後、対象を2万4000戸の公営住宅に拡大。将来的には州内の全世帯に同様の条件で提供し、今後4年間で少なくとも5万世帯が参加するよう目指す。

  ウェザリル州首相は「われわれが事実上行っているのは、サウスオーストラリアのエネルギー市場に発電所を一つ追加することだ。追加的な競争は電力価格を押し下げ、全ての人にメリットとなる」と述べた。

  3月17日に州議会選挙を予定しているサウスオーストラリア州は、2016年に暴風雨による送電機能不全で州全体が停電に見舞われた。これについて連邦政府のターンブル首相は、同州が急速に再生可能エネルギーを取り入れたことを原因として挙げていた。太陽光と風力は同州の発電量の約40%を占め、この比率はオーストラリア本土の州では最も高い。

原題:Tesla Tapped by South Australia Anew in Virtual Power Plant Plan(抜粋)

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