アイフォーンのスーパーサイクルに死亡宣告-スマホ市場停滞の中で

相次ぐ機種のアップグレード、それに押し寄せる顧客という米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の「スーパーサイクル」に死亡宣告が出されている。同社は昨年最新モデル「X(テン)」を投入したが、2月1日に発表した昨年10-12月(第1四半期)決算では、ホリデー商戦期間以降のアイフォーン販売が予想を下回ったことを明らかにした。

  ルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)は、今四半期のアイフォーンの平均販売価格が低下するとの予想を示し、最上位機種がそれほど人気を集めていないことを示唆した。

  今回の決算は、世界的なスマートフォン市場に見られる広範な停滞現象の一つだ。ストラテジー・アナリティクスによると、10-12月期の出荷台数は前年同期比9%減と、これまでで最大の落ち込みを記録した。

  UBSのアナリスト、スティーブン・ミルノビッチ氏は2日の投資家向けリポートで「スーパーサイクルは死んだ」と記述した。サンフォード・C・バーンスタインのアナリスト、トニ・サコナギ氏は「予想と比較してサイクルは弱い。アイフォーンの総売り上げは3年連続で横ばいとなる公算が大きい」と指摘した。

  アップルの2日の株価終値は4.3%安の160.50ドル。  

原題:IPhone Super Cycle Pronounced Dead as Handset Market Tumbles (1)(抜粋)

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