ウェルズ・ファーゴへの処分発表-FRB、顧客への不正行為などで

  • 同行の取締役4人が年末までに退任へ-FRB
  • 問題点を修正するまでは17年末時点を超える総資産は持てない

米連邦準備制度理事会(FRB)は2日、米銀ウェルズ・ファーゴが顧客に不正行為を働いていた問題などを巡り、同行に対する処分を発表した。FRB当局者は、大手米銀の一角に対する処分としては前例がないものだと説明している。

  FRBの発表によると、同行の取締役4人が年末までに交代するほか、弱い内部監督態勢を含む一連の問題に対処するまでは、監督当局の事前の許可なしに2017末時点を超える規模の総資産を持つことを禁じられる。FRBのイエレン議長は声明で「今回の処分はウェルズ・ファーゴがあらゆるリスク管理と顧客の保護に必要な対策を備え、同行が安全に成長することが可能になるまでは拡大できないことを確実にするものだ」と指摘した。

  同行は16年9月、口座の無許可開設が報じられたのをきっかけに一連のスキャンダルが発覚。株主や顧客、監督当局を混乱に陥れた。

  FRBは9月30日までに改革の概要をまとめ、外部の企業による審査を受けるよう命じた。ウェルズ・ファーゴは当局の要請に応えることは可能だとし、取締役会の見直しを続ける考えを示した。広報担当のオソカー・スリス氏は、退任する可能性のある取締役の氏名への言及は控えた。

原題:Wells Fargo Banned From Growing by Fed After Repeat Scandals (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE