チャイナロックの17年リターン119%、バリアント投資が奏功-関係者

  • 優良資産や良好なキャッシュフローなどに着目
  • バリアント株、4月安値から年末にかけて144%上昇

チャイナロック・キャピタル・マネジメントは米バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルへの強気な投資が奏功し、昨年116%のプラスリターンを上げたと事情に詳しい関係者が明らかにした。バリアント投資で損失を出したビル・アックマン氏とは対照的だ。

  情報は非公開だとして匿名を条件に語った関係者によると、チャイナロックは優良資産や良好なキャッシュフロー、経営陣へのインセンティブ計画がバリアントの業績回復につながるとみて投資。同社の株価は2016年に86%下落し、会社の清算価値を下回る場面があった。

  関係者によれば、チャイナロックの「CRCM・インスティテューショナル・ファンド」はバリアント株を上昇後に売却。株式を手放した時期については明らかにしていない。バリアントの株価は昨年4月の安値から年末にかけて144%上昇。チャイナロックのファンドの昨年のリターンは世界のヘッジファンド平均のほぼ14倍で、バリアント株への投資がパフォーマンス向上に寄与した。

  チャイナロックで上場株式ビジネス開発を担当するアレクサンドラ・リン氏はコメントを控えた。
 

  パーシング・スクウェア・キャピタル・マネジメントを率いるアックマン氏はバリアント株を昨年3月に手放して40億ドル(約4380億円)の損失を出し、「重大な過ち」を犯したと謝罪している。

原題:ChinaRock Hedge Fund Is Said to Soar 119% on Bullish Valeant Bet(抜粋)

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