邦銀3メガ:通期目標達成ほぼ確実に、MUFGは10-12月期減益

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  • 目標に対する進捗率は3行平均で85%、三井住友Fは超過
  • 非金利収益の増大図りマイナス金利の影響食い止め

邦銀3メガの10-12月期の決算は、三井住友フィナンシャルグループみずほフィナンシャルグループが増益となり、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の3行とも通期目標への達成はほぼ確実となった。

  2日までに開示された資料を基にブルームバーグが算出した10-12月期の純利益は、三井住友Fが前年同期比23%増と大きく伸びたほか、みずほFGも同8.6%増と増益に転じた。MUFGは債券や有価証券の売買損益を含むその他利益が同78%減少し、純利益は同20%の減少となった。

  海通国際証券集団のアナリスト、マイケル・マクダッド氏(東京在勤)は、MUFGの決算が他のメガ銀行2行に比べ「ポジティブなサプライズではなかった」ものの、内容が悪いわけではなく、通期目標の達成には問題ないだろうとの見方を示した。

  4-12月期累計の純利益の通期目標に対する進捗率は、MUFGが91%、みずほFGが86%となっており、三井住友Fは目標の6300億円を上回る6481億円だった。

通期目標達成へ順調

3メガ銀行の4-12月期純利益の進捗率

出所:会社発表資料

  日本銀行によるマイナス金利政策の影響で、邦銀各行は非金利収益の増大に取り組んでいる。10-12月期は手数料など役務取引等利益は、MUFGが13%増、三井住友Fが9%増、みずほFGが20%増とそれぞれ増加した。

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