米共和党:3月23日までの暫定予算案検討、指導部決定はまだ-関係者

  • 歳出上限合意や移民制度改革を伴う可能性は低い
  • 「再度の政府閉鎖リスクは生じないと思う」とマコネル上院院内総務

米共和党指導者らの最終決定はまだだが、上下両院のスタッフが3月23日まで政府機関の資金を手当てする暫定予算案を検討していると、共和党議会スタッフ2人が明らかにした。

  現在の暫定予算が今月8日に失効することから、議員らは来週の早い時期に新たな暫定予算案の採決を実施しようと取り組んでいる。

  デント下院議員(共和)は1日、「日程は流動的だが、3月23日となるかもしれないと聞いた」と、共和党会合が開かれたウェストバージニア州で語った。

  来週採決される暫定予算案に連邦債務の法定上限引き上げが盛り込まれない場合、暫定予算を3月23日までとすることが債務上限に関する懸念を引き起こす可能性がある。議会予算局(CBO)は今週、3月の早い時期に債務上限が引き上げられなければ米国はデフォルト(債務不履行)に陥る恐れがあると警告を発していた。

  議会指導者らは、暫定予算の延長以外に他の選択肢もあり得るとしながらも、債務上限の採決と、予算法案など通過させる必要がある他の法案とを組み合わせることが望ましいとしてきた。

  3月23日までの暫定予算案が、歳出上限を巡る超党派合意ないし移民制度改革を伴う可能性は低い。

  ライアン下院議長はウェストバージニア州で記者団に対し、歳出上限に関して来週合意に達したとしても、包括的歳出法案をまとめるには数週間かかるため、再度の暫定予算案は不可避だと指摘した。同議長は暫定予算案について、「われわれはまだ、その内容と期間を交渉中だ」と述べた。

  マコネル共和党上院院内総務は同州で記者団に対し、「再度の政府機関閉鎖のリスクは生じないと思う」と語った。一方、共和党保守派の「下院自由議員連盟」を率いるメドウズ議員は暫定予算について、「大幅な修正がない限り、下院自由議員連盟が5回目の継続予算決議を支持する可能性はないと私はみている」と同地で記者団に語った。

原題:GOP Is Said to Look at Extending U.S. Funding to March 23 (1)(抜粋)

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