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Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg
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ECB当局者ら、金利シグナルの明確化をドラギ総裁に促す-関係者

  • 政策金利を現行水準に据え置く期間について明確化が必要
  • 柔軟性高まると現行ガイダンスを支持するメンバーも

欧州中央銀行(ECB)では政策金利を現行水準に据え置く期間について、より明確なシグナルを投資家に送るよう、一部政策当局者がドラギ総裁に働き掛けている。事情を知るユーロ圏当局者らの話で明らかになった。

  先週の政策委員会で一部メンバーは、資産購入の終了後も「相当期間」金利を据え置くとの現行の表現よりも具体的なガイダンスが必要だと論じた。協議の内容が非公開だとして匿名を条件に当局者らは述べた。表現の曖昧さはボラティリティーを高め、経済に悪影響を及ぼし得るという懸念があるという。

  ドラギ総裁は文言の変更を望まず、突っ込んだ議論はなかったと関係者らが述べた。政策委員会メンバーの一部は「相当期間」の文言を支持し、インフレ見通しに照らして適切な緩和の度合いを設定するための柔軟性が高まると論じたと、関係者の1人が述べた。

  ECB報道官はコメントを控えた。ドラギ総裁は政策決定後の記者会見で、当局者の間に重大な意見の相違はないと述べていた。

Market Sensitivity

原題:Some ECB Officials Are Said to Urge Clearer Interest-Rate Signal(抜粋)

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