アインホーン氏のファンド、年初からつまずく-世界株高の波に乗れず

  • 主力ファンドの1月リターンはマイナス約6.6%-顧客向けリポート
  • テクノロジー株の下落に賭ける「バブルバスケット」が足かせか

資産家のデービッド・アインホーン氏が率いるヘッジファンド運営会社グリーンライト・キャピタルが年初からつまずいた。ブルームバーグ・ニュースが閲覧した顧客向けリポートによると、世界的な株高の波に乗れなかった主力ヘッジファンドのリターンは1月にマイナス約6.6%だった。    
  
  ニューヨーク拠点のグリーンライトは期待外れだった2017年から挽回を狙っている。同社のヘッジファンドのリターンは昨年プラス1.6%と、ヘッジファンド平均のプラス6.5%やS&P500種株価指数のプラス約22%から後れを取った。グリーンライトの広報を担当するジョナサン・ガスサルター氏は運用成績に関してコメントを控えた。

  グリーンライトは15年のリターンがマイナス20%を超えた後、バリュー株に賭けた運用成績の回復に手こずっている。テクノロジー株投資の熱気が冷めない中、こうした銘柄の値下がりに賭けた「バブルバスケット」は結果を出せていない。

  グリーンライトが開示した昨年末時点でロング(買い持ち)とする上位5資産はエアキャップ・ホールディングス、バイエル、ブライトハウス・ファイナンシャル、ゼネラル・モーターズ(GM)、金で、これらはいずれも1月に利益を生んでいるため、同社のショート(売り持ち)がリターン悪化をもたらした可能性がある。「バブルバスケット」を構成するネットフリックス株は1月に40%余り上昇し、アマゾン・ドット・コムとテスラの株価も上げている。

原題:Einhorn’s Greenlight Main Hedge Fund Drops 6.6% in January (1)(抜粋)

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