Photographer: We Leng Tay/Bloomberg

まるで開拓時代の西部-SEC委員長は仮想通貨市場の懐疑派筆頭

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  • クレイトン委員長が今心配しているのは規制の緩い仮想通貨取引所
  • 「プラットフォームは非常に簡単に操作される」
Photographer: We Leng Tay/Bloomberg

昨年5月の就任から数週間後、クレイトン米証券取引委員会(SEC)はビットコインについて入手できるあらゆる情報を読み始め、ビットコインが単なる決済手段から世界的な投資対象に急速に変わってしまったことを認識した。

クレイトンSEC委員長

撮影:Andrew Harrer / Bloomberg

  以来、同委員長はデジタル通貨をアジェンダの筆頭項目とし、仮想通貨の多くがSECの監督下に入るべきだと断定している。

  クレイトン委員長の下で、SECは仮想通貨発行で違法に資金集めをする企業を監視するポストを設け、仮想通貨の投資信託を設定しようとする試みを阻止。また、投資家に対し資金を失うリスクをよりしっかりと認識するよう繰り返し促している。

  クレイトン委員長が今週のインタビューで示した懸念は、仮想通貨を売買する規制の緩い取引所についてだ。多くの仮想通貨取引所がオフショアにあり、その業務内容を米連邦当局が捉えることができず、米国の投資家が資金を失うようなことがあっても、それを取り戻す手だてがほとんどないと説明した。

  「仮想通貨が取引されるプラットフォームは非常に簡単に操作される。投資家がそれを理解しているとは思えない」と述べ、取引所というのは順守しなければならない多くの規制があるものだが、SECに登録されていない取引所には「そうしたものが一切ない」と指摘した。

ブルームバーグテレビジョンが仮想通貨取引所について伝える

(出所:Bloomberg)

  クレイトン委員長は、仮想通貨取引所の多くがSECの管轄下に置かれるべきだと主張。そうなれば、定期的な監督対象となり、取引所側は確実に投資家を保護するルールに従う必要が生じる。もちろん、開拓時代の米西部地方のような熱気を帯びた仮想通貨市場が落ち着く可能性もある。

原題:Signaling Crackdown, SEC Boss Emerges as Crypto Skeptic-in-Chief(抜粋)

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