クアルコムの1-3月業績見通しは期待外れ、スマホ需要鈍化を示唆

  • 1-3月期の1株利益見通し65-75セント、市場予想は86セント
  • サムスン、韓国制裁金巡るクアルコムの不服申し立てへの異議撤回

クアルコムが示した1-3月(第2四半期)の売上高・利益見通しは期待外れな内容となり、スマートフォンの需要が鈍化しつつあるとの業界全体の懸念が裏付けられた。

  1月31日の発表資料によると、クアルコムは1-3月期の売上高が48億-56億ドル(約5250億-6120億円)、一部項目を除いた1株利益は65-75セントになると予測。ブルームバーグがまとめたデータによると、アナリストの予想平均ではそれぞれ56億ドル、86セントが見込まれていた。

  同社はこの時期としては例年よりも急激な落ち込みがモデムオンリーの製品受注に見られたと、ジョージ・デービス最高財務責任者(CFO)は説明した。同製品の大口顧客にはアップルが含まれる。

  クアルコムの2017年10-12月(第1四半期)調整後1株利益は98セント(予想は91セント)。売上高は61億ドル(同59億ドル)だった。

Qualcomm Gold Mine Played Out?

Licensing revenue declines from peak on nonpayments

Source: Company data

  クアルコムはまた、韓国での制裁金に対する同社の不服申し立てを巡りサムスン電子が異議を取り下げたと発表。サムスンとさまざまな技術分野に関係した複数年にわたる戦略的提携を結んだことを明らかにした。今回の合意により、販売された端末の価格に基づくロイヤルティーがサムスンから23年まで支払われることが保証されるという。

原題:Qualcomm Gives Lackluster Forecast on Smartphone Slowdown (1)(抜粋)

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