Photographer: Victor J. Blue

ゴールドマン、ビットコイン先物への準備整わず-CFTCに不安吐露

  • 昨年12月にCBOEとCMEがビットコイン先物を上場
  • ゴールドマンは先物取引に応じるのが適切か検討終えられずと幹部
Photographer: Victor J. Blue

ゴールドマン・サックス・グループはウォール街の金融機関の中でも、1歩先んじることで知られるが、仮想通貨ビットコインの先物に関しては準備が整わなかった。

  昨年12月にCBOE・グローバル・マーケッツとCMEグループはビットコインの先物をそれぞれ上場させたが、ゴールドマンは社員に先物取引させるのが適切か検討を続ける段階にあったと、同社マネジングディレクターのラナ・ヤレド氏が明らかにした。ゴールドマンの決心がつく前に顧客が取引執行を求め始めたという。  

ビットコイン先物は値下がり

  同氏はワシントンで1月31日開かれた会議で米商品先物取引委員会(CFTC)に対し、ゴールドマンがCBOEとCMEによるビットコイン先物上場を喜べなかった事実を伝えた。「自分たち自身がどう評価すればいいのか決めかねる契約をゴールドマンは顧客から受け付けなければならないという、非常に興味深い立場に置かれた」とし、同社のような主要決済機関にとって「適切にリスク管理」できるよう新たな金融商品に対して準備を整えることは「大変重要だ」と強調した。

  ゴールドマンなど主要金融機関が会員の米国先物業協会(FIA)は昨年12月上旬、ビットコイン先物上場を前に、適切なリスク検証抜きに市場投入を急いだとして、CFTCに懸念を表明。CFTCは1月31日、今回の上場プロセスを今後の仮想通貨絡みのデリバティブ(金融派生商品)などにも継承して問題ないかフィードバックを得るため、終日会合を開いた。

原題:Goldman Sachs Felt Rushed by Quick Rollout of Bitcoin Futures(抜粋)

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