ウィーワークが日本始動、都内10カ所強や大阪・横浜・福岡も検討

  • 開業第1号のアークヒルズは入居の半分がソフトバンク系企業
  • 米ではマイクロソフトやHSBCなども利用

米国を中心に海外都市で共用オフィスを提供するウィーワークが1日、日本で最初のオフィスを港区六本木のアークヒルズサウスタワーで開業した。これに続き、同社は都内で10カ所以上の開業を目指しているほか、大阪や横浜、福岡にも進出を検討している。

  同社日本法人のクリス・ヒル社長は1日のインタビューで、今後のオフィス拡大について「東京では2018年に10-12カ所での開業を考えている」と語った。今月中に渋谷での開業を発表するほか、日比谷にも高い関心を持っているという。今後1年から1年2カ月以内に大阪進出を目指しており、さらに横浜、福岡でも検討中としている。

  今回開業したアークヒルズサウスタワーの共用オフィスはフル稼働だとし、契約状況については「35%がソフトバンクの部門、15%がソフトバンク関連企業だ」と述べ、契約者の5割をソフトバンク系企業などが占めていることを明らかにした。

  共用オフィスはスタートアップ企業の拠点として人気で、ベンチャー投資や起業の活発化を背景に需要拡大が見込まれている。賃貸オフィスとして机や椅子などを利用者が共用し、個室ではなく開放的なスペースでさまざまな業種の人々が仕事をするのが特徴。米国ではマイクロソフトやHSBCのほか、みずほ証券もニューヨークでウィーワークのオフィススペースを利用している。 

  ウィーワークは10年に設立、米ニューヨークに本社を置く。ソフトバンクグループは「ビジョン・ファンド」などを通じてウィーワークに計44億ドル(約4800億円)を投資することで合意している。ウィーワークジャパンはウィーワークとソフトバンクとの折半出資で昨年7月に設立された。

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