OPECが6月に減産打ち切れば「驚き」-IEAのアトキンソン氏

  • 2018年の石油需要拡大は引き続き「堅調」と予想
  • BNPやUBSは年後半に減産合意が段階的に廃止されると予想

石油輸出国機構(OPEC)主導の減産措置は今年末までの延長で合意されており、6月に早めに打ち切られるようなことがあれば市場にとって驚きとなるだろうと国際エネルギー機関(IEA)の市場部門責任者ニール・アトキンソン氏が1月31日、クウェート市で述べた。

  同氏は1-3月(第1四半期)終了後に石油市場は余剰から若干の不足に転じるが、今年は全般的にかなりバランスの取れたものになるだろうと語った。2018年の石油需要拡大は引き続き「堅調」と予想。ただ、石油値上がりにより伸びのペースは昨年より鈍化すると指摘した。その上で、「OPECが6月に減産合意をやめれば驚きだろう」と語った。

  原油価格が3年ぶりの高値付近で推移し在庫が減少する中で、OPEC加盟国とロシアなどの一部産油国が減産合意を早期に終了させるとの臆測が広がっている。BNPパリバやUBSグループ、シティグループは7-12月(下期)に減産合意が段階的に廃止されると予想している。

原題:IEA Says End of OPEC Production Cuts in June Would Be Surprise(抜粋)

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