第一三共への賠償を実業家に命じた仲裁裁判所判断、インド高裁が支持

インドのランバクシー・ラボラトリーズの株式を2008年に第一三共に売却した創業者一族のマルビンダー・シン氏とシビンダー・シン氏に対し350億ルピー(約600億円)を第一三共側に支払うよう命じた国際仲裁裁判所の判断について、デリー高等裁判所は1月31日、支持する決定を下した。

  ジャヤント・ナート判事は仲裁裁判所の裁定がインドの法律と方針に合致していると判断し、シン兄弟の不服申し立てを全て退けた。同高裁の2人から成るパネルあるいは最高裁への上訴はなお可能だ。

  第一三共は同社にランバクシー株を譲渡した元株主が米当局の調査に関する情報を隠蔽(いんぺい)していたとして、12年にシンガポールの国際仲裁裁判所に仲裁を申し立て、同裁判所は16年、賠償金などを第一三共に支払うようシン兄弟に命じていた。

原題:Daiichi Wins $550 Million Award Enforcement Case in India (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE