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【米国株・国債・商品】S&P500種、下げに転じる-国債も安い

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1日の米株式市場ではS&P500種株価指数が下落。国債も値下がりした。金融当局による利上げ見通しをめぐり、株式相場の動揺が続いている。

  • 米国株はS&P500種が下落-ダウ平均は小幅高
  • 米国債は値下がり-10年債利回り2.78%
  • NY原油は続伸、ゴールドマンはブレント価格予想を引き上げ
  • NY金は上昇、昨年好調だったパラジウムへの楽観は後退

  テクノロジー銘柄の比重が高いナスダック100指数は大きく下落。このままいけば週間では6月以降で最悪のパフォーマンスとなる。アマゾン・ドット・コムは大幅安。同社はこの日、通常取引終了後に決算を発表した。主要株価指数はこの日、上げ下げを繰り返す展開となった。ダウ工業株30種平均は一時150ドル上げたが、終値では小幅高にとどまった。S&P500種では金利に敏感な不動産や公益が下げたことが影響し、ここ4日で3回目の下げとなった。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%安の2821.98。ダウ工業株30種平均は37.32ドル(0.1%)高の26186.71ドル。ナスダック総合指数は0.4%下落し7385.86。米国債市場では10年債利回りがニューヨーク時間午後4時47分現在、8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.78%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続伸。供給引き締まりや明るい経済見通しで価格が支えられるとの期待を背景に、強気なセンチメントが広がった。ゴールドマン・サックス・グループは北海ブレンド原油が6カ月内に82.50ドルに達するとの見通しを示し、原油市場の再均衡化は予想より早く、これまでに達成された可能性が高いと指摘した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前日比1.07ドル(1.7%)高の1バレル=65.80ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント4月限は76セント上げて69.65ドル。

  ニューヨーク金先物相場は上昇。昨年に主要商品で最もパフォーマンスが良かったパラジウムに対する市場の楽観は、自動車販売の減速を背景に後退しつつある。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のパラジウム3月限は前日比0.1%高の1オンス=1024.70ドルで終了。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.4%高の1347.90ドルで終えた。

  ペン・ミューチュアル・ライフ・アセット・マネジメントのマーク・ヘッペンストール最高投資責任者(CIO)は、「債券相場の動きが株式に警戒信号を発し始めているはずだ」と分析。「株式相場の上昇が力強いという理由だけで、今年は金融当局の姿勢がより積極的になるだろう。金利は重大な意味を持つ水準に達しつつあるように見受けられ、株式市場に冷や水を浴びせることもあり得る」と電話取材で述べた。

  世界的な同時成長や企業利益の増加を背景に株式相場が大きく上昇し、国債利回りはほぼ4年ぶり高水準となる中、市場は金融政策の道筋に注目している。米連邦公開市場委員会(FOMC)が前日発表した声明の前回からの変更点を考慮すると、金融当局は成長が強まり、インフレ率が2%の目標に上昇するとの自信を全般に深めていることがうかがえ、利上げペース加速の観測が強まる可能性がある。

原題:U.S. Stocks Drop as Treasury Selloff Gains Steam: Markets Wrap(抜粋)
Oil Gets Back in the Groove as Goldman Leads Bullish Forecasts(抜粋)
Euphoria Over 2017’s Best Commodity Eases as Auto Sales Slow(抜粋)

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