コンテンツにスキップする
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

【米国株・国債・商品】株価指数が3日ぶりの上昇-NY金は下落

更新日時
A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) .
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

31日の米株式相場は上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表後に下げに転じる場面もあったが、終盤再び上昇した。米国債利回りは一時、ほぼ4年ぶり高水準を付けた。FOMCは政策金利を据え置いた一方、利上げを継続していく方針を強調し、3月の利上げに向け舞台を整備した。

  • 米国株は上昇、FOMC声明発表後に一時下げるも持ち直す
  • 米国債はほぼ変わらず-10年債利回りは一時ほぼ4年ぶり高水準
  • NY原油は反発、米ガソリン在庫が予想外に減少で
  • NY金はFOMC声明発表後に下落、利上げペース加速を警戒

  FOMC声明発表後、S&P500種株価指数はいったん下げに転じたが、その後持ち直し、3日ぶりの上昇となった。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%未満上昇の2823.81。ダウ工業株30種平均は72.50ドル(0.3%)上げて26149.39ドル。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時43分現在、10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて2.71%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反発。米エネルギー情報局(EIA)が発表した原油在庫はほぼ1年ぶりの大幅増となったものの、ガソリン在庫が予想外に減少したことが材料視された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前日比23セント(0.4%)高の1バレル=64.73ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は3セント上げて69.05ドル。

  ニューヨーク金相場は米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表後に下げに転じた。FOMCが利上げペース加速を示唆しているとの警戒が広がった。ニューヨーク時間午後2時31分現在、金スポット相場は前日比0.2%安の1オンス=1336.47ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限はFOMC声明発表前に、前日比0.2%高の1343.10ドルで終了していた。

  FOMC声明の変更点から判断すると、金融当局は成長が強まり、インフレ率が2%の目標に上昇するとの自信を全般に深めていることがうかがえ、利上げペースを加速させるとの観測が強まる可能性がある。さらに「前年比ベースでのインフレ率は今年上昇し、中期的には政策目標である2%程度で安定すると見込まれる」とし、昨年12月と比べ判断を強めた。

  日興アセットマネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、ジョン・ベイル氏(ニューヨーク在勤)は「以前ほどタカ派寄りでなかった一部が、今ではよりややタカ派寄りになっている可能性が高い」とし、「減税を含む経済情勢が影響し、FOMCメンバーは前回会合時よりもややタカ派寄りになっていると言えよう」と続けた。

  10年債利回りは声明発表後に一時2.75%と、2014年4月以来の水準に上昇した。

原題:Stocks Recoup Gains, Yields Hit Highs After Fed: Markets Wrap(抜粋)
Crude Edges Up Amid Surprise Gasoline Draw, Weaker Dollar
Spot Gold Falls on Concern Fed Set to Quicken Rate-Hike Pace
Trump’s Impact on the Dollar Spurs Rebound From Gold to Copper

(第6段落以降を追加し、更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE