金持ちがロンドン脱出、税制やEU離脱で30年ぶりの純流出-リポート

Tower Bridge spans the River Thames as skyscrapers.

Photographer: Matthew Lloyd
Photographer: Matthew Lloyd

ロンドンから富裕層が流出しつつある。新税制で相続や投資にかかる税金が高くなることや欧州連合(EU)離脱をにらみ外国人が帰国しつつあることが影響している。

  今月公表されたリポート「グローバル・ウェルス・マイグレーション・レビュー」によると、2017年中に約5000人の富裕層が英国を去り、流入したのは約1000人だった。

  リポートによると、「過去30年にわたり英国は世界最大の富裕層移住先の一つだった。しかし、このトレンドが2017年に変化し、同国は富裕層の大規模な流出を初めて経験した」という。

Wealthy Exodus

Rich people are opting to leave Lagos and London for Auckland and Dubai

Source: New World Wealth

* Cities with large (1,000+) outflows of high net-worth individuals in 2017

  富裕層の流出は通常、国の政治経済問題の兆候だ。中産階級や貧困層と異なり富裕層はいつでも立ち去ることができるからだ。

  一方、富裕層が移住したのはニュージーランドのオークランド、アラブ首長国連邦のドバイ、カナダのモントリオールとトロント、米国のニューヨーク、イスラエルのテルアビブなどだった。

Moving Out

Rich Chinese and Indians opt for the U.S. or Canada, Russians also choose the UK and Cyprus

Source: New World Wealth

* Figures rounded to nearest 1,000

原題:Rich Folks Are Fleeing London and Lagos, Wealth Report Shows (1)(抜粋)

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