米テスラ、ABS発行に向け投資家の需要調査-5億4600万ドル相当

  • 一部の証券の基準金利に対する上乗せ金利は約0.4ポイントの可能性
  • 最大部分を占める証券にムーディーズは「Aaa」格付けを付与

電気自動車(EV)メーカーの米テスラは、新たな証券の発行に向け、投資家の需要調査を始めた。

  新型セダン「モデル3」生産目標の達成に向け取り組む同社は、「モデルX」や「モデルS」のリースを裏付けとした5億4600万ドル(約590億円)相当の資産担保証券(ABS)のマーケティングを開始した。最大部分を占める証券は、ムーディーズ・インベスターズ・サービスから最上級格付け「Aaa」を付与された。

  テスラはモデル3の増産を目指す中で、資金調達に向け株式や転換社債、ジャンク(投資不適格)債を発行してきた。

  ABS発行による資金調達は、日産自動車や韓国の現代自動車、米ゼネラル・モーターズ(GM)などの自動車メーカーが利用。テスラのABSは、初のEVリースのみを裏付けとする証券となる。

  テスラのABS発行で最大部分を占める4億2260万ドル相当のAaa格付け証券は、基準金利に対する上乗せ金利(スプレッド)が0.4-0.43ポイントとなる可能性がある。事情に詳しい関係者1人が匿名を条件に明らかにした。

原題:Tesla Tests Money Managers’ Demand for $546 Million Bond Deal(抜粋)

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