中国:1月製造業PMI低下、予想に届かず-公害対策など響く

更新日時
  • 1月の製造業PMIは51.3、エコノミスト予想の51.6を下回る
  • 非製造業は55.3に上昇-今回初めて発表された総合PMIは54.6

中国の製造業活動を測る政府の指数は1月に低下し、市場予想に届かなかった。当局は債務抑制の取り組みや公害対策を進めている。

  国家統計局が31日発表した1月の製造業購買担当者指数(PMI)は51.3。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想では51.6が見込まれていた。昨年12月は51.6だった。

  1月の非製造業PMIは55.3と、前月の55.0から上昇。製造業とサービス業の両方を対象にし、今回初めて発表された総合PMIは54.6。PMIは50を上回ると活動の拡大を表し、50を下回ると縮小を示す。

  
  世界経済の幅広い回復などを背景に、中国経済は昨年、年間ベースで2010年以来の成長加速となった。早めに発表される民間経済指標は今年の堅調な滑り出しを示唆しているものの、環境汚染対策や過剰な借り入れ抑制を目指す政策が今後数カ月、成長の重しとなる可能性があり、環境問題や金融システム改革に向けた当局の決意が試される。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の大中華圏担当チーフエコノミスト、楊宇霆氏は「成長の勢いが若干減速したことを今回の統計は示唆している」と指摘した。

原題:China Factory Gauge Weakened Amid Pollution, Leverage Campaigns(抜粋)

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