みずほFG:10-12月期純利益1591億円に増加-与信費用など寄与

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Pedestrians walk in front of Mizuho Bank Ltd.

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

みずほフィナンシャルグループの10-12月期の連結純利益は前年同期比8.6%増の1591億円となった。与信関係費用の戻し入れや、株式関係損益が純利益押し上げに寄与した。

  31日に開示された4-12月期決算を基にブルームバーグが算出した。通期予想は5500億円に据え置いた。10-12月期の株式関係損益が前年同期比6.8%増の822億円となったほか、与信関係費用は前年の76億円の費用発生から413億円の戻し入れとなり純利益を押し上げた。下期に入り非金利収支を中心に顧客部門収益は改善した。4-12月期純利益の通期予想に対する進捗率は86%だった。

純利益は前年比プラスに回復

与信関係費用の戻入や株式関係損益が寄与

出所:みずほ発表決算資料

  ムーディーズ・ジャパンの佐藤俊作シニアクレジットオフィサーは、4-12月期では依然純利益が前年同期比マイナスだと指摘した上で、「業績不振だった上期に比べれば、幾分回復を見せている」とコメントした。

  みずほFGは15日、現みずほ証券の坂井辰史社長(58)がFGの社長に就任する人事を発表。坂井氏は、「足元の基礎的収益力低下への対応が課題になる」と述べるとともに、コスト削減だけでなくトップラインの強化、新収益モデルの創出が必要だとの認識を示していた。

  10-12月決算主要項目:

  • 資金利益は7.4%減の1913億円
  • 役務取引等利益は20%増の1673億円
  • 国債売買益を含むその他業務利益は48%減の436億円
  • 株式関係損益は6.8%増の822億円
  • 与信関係費用は413億円の戻し入れ
(チャートとアナリストコメントを追加しました.)
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