三井住友F:10-12月純利益2279億円に増加-手数料収入が貢献

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三井住友フィナンシャルグループの10-12月期の連結純利益は前年同期比23%増の2279億円となった。手数料ビジネスの伸びが収益押し上げに貢献した。

  31日に開示された4ー12月期決算を基にブルームバーグが算出した。預貸利ざやによる資金利益は同4.5%減とマイナス金利の影響を受けたままだが、手数料による役務取引利益は同9.3%増となった。4-12月期ではリテール部門、国際事業部門がトップラインをけん引。純利益が6481億円と通期目標の6300億円を上回ったが修正しなかった。現時点で業績の下振れとなるリスク要因は想定していないが、業務環境が変化する可能性を考慮したと説明している。

  国際資本規制「バーゼル3」の最終的な枠組みが決まったことを踏まえて、新たな資本政策を5月に発表する予定であることも明らかにした。

  ムーディーズ・ジャパンの佐藤俊作シニアクレジットオフィサーは、三井住友Fはみずほフィナンシャルグループと比較して銀行の本業である利ざやが得られるビジネスモデルとなっており、株式売却に頼っていないと評価できるとコメントした。

  31日にみずほFGが発表した10-12月期の連結純利益は、与信関係費用の戻し入れや株式関係損益が寄与し、前年同期比8.6%増の1591億円だった。三菱UFJフィナンシャル・グループは2月2日に4-12月期の業績を発表する。

  10-12月決算主要項目:

  • 資金利益は4.5%減の3427億円
  • 役務取引等利益は9.3%増の2938億円
  • 国債売買益を含むその他業務利益は2.8%増の817億円
  • 株式関係損益は54%増の375億円
  • 与信関係費用は178億円
(第2段落以降にアナリストコメントや詳細情報を追加しました.)
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