米財務長官:自身のドル政策は口先で相場押し下げ狙うものではない

  • ダボスでの発言は「ドルを押し下げる意図は絶対になかった」と強調
  • ムニューシン長官、混乱招いた為替政策について上院銀行委で証言

米国の通貨政策はかつて、強いドルは米国にとって最大の利益というほんの数ワードしかなかったが、ムニューシン米財務長官の下ではもっと長い言葉になった。同長官はなぜ誤解されているのか疑問に思っている。

  上院銀行委員会で30日証言した同長官は「はっきりさせておきたい。私は強いドルが長期的に米国にとって最大の利益になることを断然支持する。われわれは介入のない自由な為替市場を持ち、世界で最も流動性の高い市場に信頼を置くことを強く支持する」と表明。「従って短期的なことは懸念していない」と述べた。

  同長官は為替市場をここ数日混乱させた問題について、この日の証言で解決を目指した。長官は30日に議員に対し、スイスのダボスで先週どのように記者会見を行い、「極めてバランスが取れ非常に具体的な」3部構成のコメントを出したかについて詳しく話し、それは「何ら目新しいことでは」なかったと付け加えた。

  さらに長官は、メディアが一つの面に焦点を当て、「ドル安は貿易と機会に関連するため、もちろん、われわれにとって良いことだ」という自身の発言を何度も繰り返し報じたと指摘。「ドルを口先で押し下げる意図はとにかく絶対になかった」と強調した。

原題:Mnuchin Says His Dollar Policy Isn’t Aimed at Jawboning It Lower(抜粋)

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