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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

【NY外為】ドル指数が下げ縮小、米財務長官発言や原油安で

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A printing plate for $1 dollar notes.
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

30日のニューヨーク外国為替市場ではドルが小動き。ドル指数は下げ幅を縮小した。長期的に強いドルを支持するとの方針をムニューシン米財務長官が示したのが手掛かりとなった。投資家はトランプ大統領がこのあと行う一般教書演説を待っている。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は小幅安。アジア時間に上昇していたものの、米国時間に下げに転じ一時0.4%安となったが、長期的には強いドルを「断然」支持するとのムニューシン長官の発言を受けて下落分の大半を取り戻した。長官発言の前にもドルは、ニューヨーク原油の続落を背景に、資源国通貨に対し上昇を始めていた。

  ニューヨーク時間午後4時42分現在、ドル指数は前日比0.1%未満の低下。ドルは対円で0.2%安の1ドル=108円79銭。対ユーロでは0.2%下げて1ユーロ=1.2402ドル。

Wind Beneath Its Wings

  投資家は、トランプ大統領が30日の一般教書演説で貿易ないしドルに言及するかどうかに注目している。

  株式の急落を受け、JPモルガン・チェースのグローバルFXボラティリティー指数は4カ月ぶりの高水準に達した。これはトレーダーが方向を問わずドルの急激な変動をますます警戒していることをうかがわせている。

  ユーロは対ドルで小幅高。一時はユーロ圏域内総生産(GDP)が堅調な経済成長を裏付けたことを受け、1ユーロ=1.2454ドルで日中高値を付けていた。

欧州時間の取引

  スイス・フランと円の対ドルでの上げが目立った。フランは最近、スイス国立銀行(中央銀行)が景気刺激策を縮小すると見込んだ実需勢やマクロ投資家によるフラン買い持ち高の積み増しを支えに、上昇基調が続いている。

  ユーロはドイツの州別インフレ指標には反応せず、ユーロ圏成長指標の堅調を受けて上昇した。

原題:Dollar Reverses Losses as Mnuchin Speaks, Crude Oil Drops(抜粋)
Swiss Franc Gains on Policy Bets as Dollar Slips Before Trump(抜粋)

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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